フォローアップを効率化させると、案件獲得機会が向上します。
営業活動では、仕事の内容に応じて、システムを使分けることがありますが、システムが増えると手間が多く発生します。
そこで、iPaaSを利用して、システム同士を繋げることができれば、フォローアップも効率化することができます。
この記事では、
iPaaS製品の一つであるWorkatoを使って説明していきます
フォローアップの重要性と、Workatoを利用した場合の、どのようなプロセスになるか、紹介していきます。
フォローアップの重要性
営業活動において、商談後のフォローアップは重要です。
フォローアップとは、営業活動の継続的な対応になります。商談後に連絡や提案をしたり、質問や要望へ対応することです。
フォローアップが遅れると、以下のような理由から案件を、損失してしまう可能性が高くなります。
- 機会の損失
- 関心と熱意が顧客に伝わらない
- 商談内容が風化する
顧客は複数の企業と商談を行うことが一般的です。
フォローアップが遅れると、他社に先を越されてしまい、結果的に自社を選んでもらえなくなる可能性があります。
迅速なフォローアップは、高い関心と熱意を顧客に示す行動になります。遅れてしまうと、顧客は優先順位が低いと感じ取り、他社を検討するようになるかもしれません。
商談から時間が経過すれば、顧客は話し合いの詳細を忘れる可能性があります。
すぐにフォローアップを行えば、商談の内容を思い出させ、自社への関心を持続させることができます。
Workatoを利用することで、システムが連携されてフォローアップを効率化することができます。
今回はサンプルとして、メールから顧客管理システムに登録するまでの内容を説明します。
Workatoでフォローアップを効率化
Workatoでフォローアップに関わる業務の、システムを連携させる場合のイメージ図は以下になります。
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Workatoによる営業業務の連携サンプル |
イメージ図では、Slack、ChatGPT、SalesForceを利用しています。
Workatoは多くのSaaS製品と連携することができるので、社内環境に応じた適切なアプリケーションを選択することができます。
イメージ図から、解決できる課題は以下のようなことが挙げられます。
- コミュニケーションツールが業務の中心となる
- 迅速にメールを送信できる
- 活動履歴の漏れが無くなる
- システム/アプリケーション間の行き来が無くなる
イメージ図では、Slackを利用しています。Slackで商談内容の報告を行い、ChatGPTがメール内容を生成します。メール内容に違和感があれば、Slack上で修正して、Slack上からメール送信。そのままSalesForce履歴として更新されます。この一連の流れは、全て、Slack上で行われています。
アプリケーションが連携されていることで、ChatGPTで生成されたメール内容は、Slackで確認することができます。確認が終われば、すぐにメールを送信することが可能です。
メール送信した後に、いつ、どのようなメールを送信したかを、そのまま登録することができます。それによって入力作業という業務自体が無くなり、漏れなく履歴を登録することができます。
ChatGPTやSalesForceはWorkatoで繋げているため、アプリケーションを開く必要がありません。システムやアプリケーションの行き来することなく、コミュニケーションツールだけで業務が完結できます。
Workatoはローコード開発ができるiPaaS製品
Workatoはローコードで開発ができるiPaaS製品です。
使用したいアプリケーションを選択して、レシピと呼ばれる自動化フローに配置します。
以下はSlackのトリガーをきっかけに、ChatGPTやSalesForceがアクションをするレシピです。
さきほど紹介させて頂いたイメージ図では、Slack上にフォームを出したり、返答結果によっては、内容編集やメール送信などの設定が必要になります。また、APIを利用して連携するため、APIの知識も必要になってきます。
そのため細かい設定をするには、プログラミングの知識が必要になってきます。
弊社では、Workatoの導入前の、ご相談から承っています。
Workatoについて、詳しいご説明や、資料のお渡しができますので、気軽にご連絡ください。
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