事業運営に欠かせないクラウドサービス。「実際に利益に貢献しているのか」費用対効果を検証できていますか?
近年のビジネス環境では、利用しているクラウドサービスは多岐にわたり、一般的な料金形態は定期的に支払うサブスクリプションモデル(以下、サブスク)。
料金が従量課金でなく、利用ツールも多いため、管理や効果検証にも工数をさけず、感覚値で継続せざる終えないことも。
Workato(iPaaS)で各クラウドサービスを繋げることで、費用対効果を算出し、IT戦略を立てることが可能になります。
クラウドサービスの利用履歴を可視化
クラウドサービスの導入が企業のコスト効率と業務効率を高めることは明らかです。 しかし、多くのクラウドサービスを使用している場合、それぞれの効果を見極めることは容易ではありません。
次にご紹介するWorkatoのジョブ(Job)を活用すると、クラウドサービスの効果を具体的に把握することが可能です。
Workatoのジョブとは、クラウドサービスをAPIで繋げて(iPaaS)自動化することによって、
Workatoのプラットフォーム上で、レシピ(自動化フロー)が、動作した情報を確認することができます。
以下は、各情報が見られるWorkatoのジョブの内容です。
● Workatoのジョブ一覧
1つのレシピ対するジョブを、一覧で確認することができます。
利用した日付/時間を把握できるため、想定した使用頻度と比較し、期待されたパフォーマンスなのかを評価することができます。
● レシピの「入力情報(Input)」と「出力情報(output)」
ジョブを開くと、実行されたレシピが表示されます。各アクションをクリックすると、更に詳細な情報を確認できます。
実行で発生した問題や、エラーの詳細がわかるため、問題解決を効率的に行えます。この情報は、カスタマイズすることも可能です。追跡情報として、レシピに合わせた値を設定することができます。
● プロセスの動作を確認
さらにWorkatoレシピ内のフローは、条件分岐(例えば IF 文)の結果に基づいて実行されたフローだけが表示されます。
これにより、実際のフローを追跡できるため、不要なフローを特定することができます。また、どこでエラーが起こったかを素早く特定しやすくもなります。
クラウドサービスが企業成長を加速
クラウドサービスには、多くのメリットがあるため、利用が拡大しています。
例えば、経済的な観点だと、既存システムのコストと比較して、クラウドサービスを導入する方がコストパフォーマンスが優れています。長期的に見れば、クラウドサービスは利益をもたらしてくれます。
また、業務プロセスの観点からも、クラウドサービスが役立ちます。属人化していた業務も、クラウドサービスを利用することでチーム全体で情報が共有され、業務の効率化が行われます。
こうした背景から、多くの企業がクラウドサービスへの導入を進めています。
以下の画像は、総務省で、令和4年8月末の世帯及び企業における情報通信サービスの利用状況等について調査した「令和4年通信利用動向調査(企業編) 」を一部抜粋した画像です。
● クラウドサービスの利用状況(時系列)
「全社的に利用している」企業が堅調に上がってるのがわかります。
「令和4年通信利用動向調査(企業編) - P.7(24年5月18日に利用)」(総務省統計局)(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/pdf/HR202200_002.pdf)
● 具体的に利用しているクラウドサービス(時系列)
特定の業務や、部署/部門で、多く使われていることがわかります。
「令和4年通信利用動向調査(企業編) - P.9(24年5月18日に利用)」(総務省統計局)(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/pdf/HR202200_002.pdf)
クラウドサービスの評価は、不可欠
クラウドサービスは、一般的にサブスクなので、定期的に料金が発生します。そのため、IT戦略上では、予算の計画はしやすいことでしょう。
しかし、実際の利用状況を確認し、あらためてクラウドサービスの評価をすることは、コストパフォーマンスの観点から不可欠なことです。
そのため、ご紹介してきた通りWorkatoをお勧めします。Workatoは、IT戦略の評価に必要な、クラウドサービスのスケールアップ/ダウンの支援となります。
Workatoは単なる業務効率化のiPaaS製品ではなく、ITコストの最適化とビジネスの成長を同時に推進するための統合プラットフォームとしての価値を生み出すことができます。
Workatoについて、少しでも興味を持って頂けましたでしょうか
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