kintoneアプリをテストする方法

kintoneアプリをテストする方法


前回の記事「kintoneアプリを自分にだけ公開する方法」では、アクセス権を設定することで、アプリにアクセスできる人を制限して、自分にだけアプリを公開する方法をお伝えしました。

アプリを他の人に見られたくない場合というのは、テストしたいから、完成したかどうかを確認してから公開したいから、ということが多いのではないでしょうか。

というわけで、今回のテーマはこちらです!


kintoneアプリをテストする方法

今回はとても簡単です。kintoneには、アプリをテストする機能が備わっています!

早速、設定方法と使い方をご紹介していきます!


方法は下記の通りです。一つずつ画像で説明していきます。
  1. 設定タブをクリック
  2. 運用管理>アプリの動作テストをクリック
  3. アプリの動作テスト画面が表示されるので、テストを行う


1.設定タブをクリック

kintone-設定タブ
今回も、まずは「設定」タブをクリックします。


2.運用管理>アプリの動作テストをクリック

kintone-アプリの動作テスト
設定タブ画面内、右下の方にある「運用管理」枠内の「アプリの動作テスト」をクリックします。


3.アプリの動作テスト画面が表示されるので、テストを行う


kintone-アプリの動作テスト画面
早速アプリの動作テスト画面が表示されました。
設定はたったこれだけです!




動作テスト画面の、上部には
アプリの動作を確認するためのテスト環境です。入力したデータは、テスト環境だけに保存されます。
と書いてありますね。これがどういうことかというと……

kintone-アプリの動作テスト画面


このようにテストアプリにレコードを入力・保存しても

kintone-本番アプリ画面

本番アプリにはレコードが反映されていません。

つまり、本番アプリのデータ(レコード)に影響を出さずに、テストができるということです。

すでに運用しているアプリに、フィールドを追加したらどんな影響が出るか心配

アプリを作っている最中に、入力画面がどんな使い勝手なのか確認したい

などなど……いろんな状況にあわせて、ぜひ積極的に使っていただきたい機能です!


最後に

今回は、kintoneの便利な機能をご紹介しました。

ノーコードで気軽に業務アプリを作ることができるのが最大のメリットですが、利用しているユーザーさんがいると、アプリの改修や、変更をいきなり加えるのはちょっと怖いですよね。

今回ご紹介した機能を使って、一つずつ確かめながらアプリを作ったり、改修したりしてみてくださいね。


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