kintoneで業務アプリが作れるのはわかってるんだけど、画面の右の方にある「スペース」っていったい何……?
なんとなく理解できてるんだけど、具体的にどうやって活用する機能なのかイメージが付かない……。
という方向けに、kintoneの「スペース」について説明します!
kintoneのスペースって何?
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kintoneにおけるスペースは、文字通り「空間」を指します。
複数のアプリや資料をまとめて、組織やチーム単位で情報共有をするための空間です。
具体的にどんな使い方をするんだろう?ということで、下記に例を挙げてみました。
スペースの活用例
たとえば……
人事部門で、4つのアプリがあるとします。
①所属社員一覧アプリ
②社内規定・ルールアプリ
③採用管理アプリ
④社員評価アプリ
このうち①と②は、全社員に公開してもよいアプリですが、③と④は、人事にのみ公開するべきアプリですよね。
もちろん、①と②、③と④でそれぞれユーザのアクセス権の設定をしてもよいですが、一つ一つのアプリを権限設定するのってとっても手間です……。
そこで、スペース機能を使います!
この例でいえば、「人事部門限定」スペースを作って、人事のユーザだけを参加させます。
そのスペースに、③と④のアプリを入れてあげれば、人事のユーザだけが③と④のアプリを使うことができるのです。
そのうえ、他の社員はこのスペースに入ることも、このスペースの存在を知ることもありません!
なお、この使い方をするときには、画像右上の「非公開スペース」という設定が大事です。

作り方はとても簡単です。
右上の+ボタンをクリックしてから、スペースを作成をクリックします。
ここは何も考えず、はじめから作るをクリックします。
これで、残りはカバー画像を好きに設定したり、参加メンバーを正しく選択したうえで作成することで、鍵マークがついた非公開の「人事部門限定」スペースを作ることが出来ました!
例にあった、③と④のアプリを、人事にのみ公開(参加メンバーとして設定した人にのみ公開)することができます。
最後に
今回は、kintoneのスペース機能についてご紹介しました!
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