Autopilot
UiPathではAIを組み合わせた機能を続々とリリース予定で、これらをひっくるめて『Autopilot』と呼んでいます。
今回はその中でも2024年7月1日に一般公開された「テキストから式を生成」機能について解説していきます。
前回の記事
前回はAutopilot for Studioの中でも目玉機能と思われる、
「テキストからワークフローを作成」の解説をしました。
リンク先はこちら(Qiita)。
何が出来るの?
テキスト(自然言語)を入力するとAIが式を作ってくれます。
「式」、と言われてもピンとこないかもしれません。
要するにUiPathでよく見るこいつが進化しました。
利用手順
前提条件
・【重要】StudioでAutopilotを使えるようセットアップ済。
- 何らかの方法で詳細エディターを開く。(例:Assignの+ボタンを押して「詳細エディターを開く」を選択)
- UIが新しいものに変更されているので画面下部の「自然言語で式を記述します…」の部分にプロンプトを入力後、右側の▷マークをクリック
- 式が生成されるので確認する。なお、この式が入っている部分が従来の式エディターであるため、自由に編集可能。
で、今回は使えるの?
実用レベルです。
いくつか実際のプロンプトと出力結果の例を紹介します。
自分が日頃使うような式は作ってくれる印象。
たまにしか使わなくて忘れがちなカレンダー計算も押さえてくれているのはありがたい。
では少し意地悪なプロンプトを試します。
終わりに
前回(ワークフローを生成)と比べるとだいぶ精度が高く、実用的でした。
ただし、ハルシネーション(生成AIの誤答)には注意が必要です。
ただし、ハルシネーション(生成AIの誤答)には注意が必要です。
次回は「要約」という、アクティビティの表示名を自動で命名してくれるAutopilotの機能について解説します。
次回は当サイト内で更新予定。