Workatoは、豊富なコネクションを提供しており、これを利用することでシステム間の連携を行い、業務効率化を実現できます。Workatoでは多くのコネクションがあらかじめ用意されているため、新たにコネクションを作成する手間を省くことができます。今回はGmailのコネクション設定を行ってみたので参考にしてみてください。
Gmailのコネクション設定
Gmailのコネクション設定について、ステップごとに紹介します。
新しいコネクションの作成
Workatoのワークスペースから、新しいコネクションを作成します。
どのアプリのコネクションを作成するか対象を選択します。
今回はGmailのコネクションを作成するため、検索ボックスでGmailと検索します。
Gmailのコネクション設定
Gmailのコネクションを検索し選択したら、上記のような画面が表示されます。
画面下部の「Sign in with Google」を押下します。
Googleアカウントを選択
「Sign in with Google」を押下するとGoogleアカウントの選択画面が表示されます。
自動化対象としたいGoogleアカウントを選択すれば連携が完了です。
OAuth 2.0で簡単に接続
Gmailのコネクションが設定できたので、これでGmailとの連携が可能です。(受信や送信などの自動化プロセス)
Gmailのコネクションを簡単に設定できたのは、OAuth 2.0がサポートされているためです。
OAuth 2.0により、セキュリティを確保しつつ、Googleアカウントとの安全な連携が可能になります。これにより、簡単に自動化プロセスを進めることができます。
Workatoで簡単にシステム連携を実現
業務の効率化を図るためには、異なるシステム間の連携が不可欠です。iPaaS(Integration Platform as a Service)は、これを実現するための有力な手段であり、その中でもWorkatoは、多数のコネクションを備え、スムーズなシステム連携を可能にします。
Workatoが提供する豊富なコネクション
一般的には、APIなどの技術を活用して異なるシステム間の連携を行います。しかし、Workatoでは、これらの技術を簡単に設定できるコネクションがあらかじめ用意されているため、ユーザーは新たに複雑な設定を行う必要なく、迅速にシステム間を連携できます。
ローコード開発で誰でも簡単に
Workatoは、ローコードで開発をすることができます。ローコードとは、プログラミングの知識が少ない人でも、比較的簡単にシステムを構築できる開発手法のことを指します。Workatoでは、主にマウス操作でコネクション設定や自動化フローの開発が可能であり、専門的な知識を持たない方でも開発できるのがメリットの1つです。
以下の記事では、Gmailで受信したメールをGoogle Sheetsに自動記載するWorkatoレシピの開発について紹介しています。
→ Workatoを使ってGmailで受信したメールをGoogle Sheetsに自動記載するレシピを作成Workato導入前のご相談
システム連携を進める際には、使用するシステムのAPIキーを取得する必要があったり、システムに対する権限が必要であったりと、企業全体で協力しながら進めることが重要です。事前にしっかりとした計画が求められます。
弊社では、Workatoの導入前のご相談も承っております。ご不明点がある場合や、さらに詳しい情報をお求めの方は、お気軽に弊社までお問い合わせください。