Workatoは、多くのアプリケーションやデータをつなぎ合わせることができるiPaaS製品です。
この記事では、Workatoの基本的な画面を紹介していきます。
特にテクニカルな説明は行っておりません。実際の画面を見ることで、Workatoがどんな感じで使えるのか簡単なイメージができるかと思います。
目次
Workatoの基本画面
WorkatoはWEBブラウザ上で操作を行います。メールアドレスとパスワードで、ログインをします。画面はサイドバーとメインの構成になっています。現場に応じて様々な運用ができるように、テスト環境、本番環境、開発環境が用意されており使い分けが可能です。
Workatoログイン画面
WEBブラウザのログイン画面からアクセスします。
メールアドレスとパスワードを入力して「Login」をクリックします。
Workato開発画面
ログイン後、Workatoレシピが開発できる画面が表示されます。オプションに応じて、サイドバーでさまざまな機能を使用できます。開発は基本的にプロジェクト(Project)で行っていきます。
3種類の環境
Workatoには、開発 (Development)、テスト (Test)、本番 (Production) と環境を分けることができます。運用上、開発者やユーザーなどを分けたい場合には便利です。
プロジェクト(New Project)の作成
Workatoでの作業を始めるには、新しいプロジェクトの作成からスタートします。プロジェクトはクリックで簡単に作成できます。プロジェクト単位で作ることにより、特定の業務や目的に合わせた環境を整えることができます。
メインをプロジェクト画面へ
サイドバーの「Project」をクリックすると、メインがプロジェクト画面に切り替わります。ここでは、今まで作ったプロジェクトが表示されています。
「Create Project」をクリック
サイドバーは折りたたむことも可能です。折りたたむとプロジェクト一覧が表示されます。右上の「Create Project」をクリックします。
「New Project」の設定
「Create Project」をクリックすると、「New Project」の設定画面が表示されます。ここでは、プロジェクト表示名などを設定していきます。設定が完了したら、下部の「Create Project」をクリックすると完成です
「New Project」が完成
プロジェクトが作成されたので、ここで、フォルダを作ったり、レシピやコネクションを作ったりしていきます。
レシピ(Recipe)の作成
Workatoの「レシピ」とは、異なるアプリやデータなどを連携させた自動化ワークフローのことです。新しいレシピはクリックで作成することができます。レシピ内ではトリガーやアクションを設定していきます。
「Create」→「Recipe」をクリック
プロジェクト内で、レシピを作成していきます。右上の「Create」から「Recipe」をクリックします。
レシピの初回設定画面
レシピを作成すると、初回設定画面が表示されます。レシピ名や保存先、トリガーなどを初回で設定することができます。設定が完了したら「Start building」をクリックします。
レシピ開発画面
こちらの画面から、レシピを作成していきます。トリガーや「+」をクリックするとサイドバーが表示されて、アクションなどを設定できます。
以下の記事では、Workatoを使ってGmailから受信したメールをGoogle Sheetsに自動で記載する方法について説明しています。
記事では、プログラミング知識がなくても簡単に設定できる手順を紹介しています。
実際にレシピを実行した結果も紹介しています。参考にしてみてください。
コネクション(Connection)の作成
レシピを機能させるためには、「コネクション」を作成する必要があります。これは「新しいコネクションを作成する」から簡単に設定でき、一度設定を完了すれば、様々なレシピで再利用可能です。
「Create」→「Recipe」をクリック
レシピ作成と同じような工程で、プロジェクト画面の右上「Create」から「Connection」をクリックします。
「New connection」の設定画面
コネクションの設定画面に切り替わります。ここで繋げたいアプリ(SaaS)を検索して選択すると、アプリ(SaaS)とのコネクション設定画面に移動します。
以下の記事では、Workatoを使用してGmailのコネクションを設定する方法について詳しく説明しています。Workatoを通じて、Gmailとシステムを連携させることにより、メールの受信や送信を自動化するプロセスが可能になります。
→ Workatoで簡単にシステム連携を実現:Gmailのコネクション設定方法Workato導入前後のサポート
Workatoを利用するためには有償ライセンスが必要であり、各種オプションの費用も考慮する必要があります。お客様の環境に応じた最適なプランを選ぶことで、Workatoの能力を最大限に引き出すことができます。
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